ECB、50bp利上げの可能性、ユーロの動向とヘッドラインに注目
-前日サマリー-
東京市場のドル円は始値138.10円でスタート。連休明けの本邦勢が参入するとドル買いが優勢となり138.25円まで買われました。ロンドン市場では、ドル円の上値が重く、堅調なユーロに対するドルの軟化により137.45円まで下落しました。ニューヨーク市場では、米ドルに買い戻しが入り、米国株高や米金利上昇を手掛かりにドル買いのながれとなり、ドル円は一時137.96円付近まで値を上げました。その後堅調に推移し138円台を回復、138.18円で取引を終えました。
-ECB、50bp利上げの可能性、ユーロの動向とヘッドラインに注目-
本日のイベントは、英消費者物価指数、英小売物価指数、独生産者物価指数、南ア消費者物価指数、加消費者物価指数、米中古住宅販売件数、欧消費者信頼感(速報値)が予定されています。明日に控えたECBの政策金利発表は25bpの利上げ予想とされていますが、インフレ悪化の中、一部のECB当局者の発言から50bpの利上げ観測が浮上しています。また、短期金融市場は19日の取引で大幅利上げに対する予想を引き上げ、今週のECB理事会における50bp利上げの確率を約40%としており、この場合、9月と合わせた利上げ幅は100bp以上に上ると想定されています。政策委員会メンバーの過半数はいままで25bp利上げのガイダンスを堅持して来ただけに、利上げ幅を50bpに再考する可能性が示唆されている点、またはそれを肯定するような内容のヘッドラインが流れてきた場合、ユーロ高が一層進む可能性があるため、同通貨の動向に注視しながら取引に臨みたいです。