マーケットは神経質な展開が続く
-先週サマリー-
東京市場のドル円は、NY市場での株安の流れを引き継ぎ日経平均が640円超安となったことでリスクオフから113.63円まで下落しました。ただ午後に入ると、日経平均が反発したことをきっかけに113.80円まで回復。欧米市場では米長期金利の低下やNYダウの下落などで投資家のリスクセンチメントが悪化するなか、ウクライナ情勢の緊張の高まりもあってドル円は軟調に推移し一時113.60円まで下落し113.67円で取引を終えました。
-マーケットは神経質な展開が続く-
本日のイベントは、仏独欧英米PMI速報値、墨貿易収支が予定されています。今週はいよいよ26日の米連邦公開市場委員会(FOMC)が控えており、利上げ見通しに一喜一憂する展開が考えられます。現状、米株安と長期金利の低下でリスクオフ一色となっています。もっとも、FOMCまでリスクオフが進むとも考えにくく調整的に反発するなど神経質な展開が継続するとみます。本日は各国のPMI速報値が控えており、景気動向を見極めながら取引を検討したいです。