株式市場と米長期金利の動向は
-先週サマリー-
ドル円は米国が11月のFOMCでテーパリングを開始するとの見方から米長期金利が1.56%まで上昇しドル円は111.50円付近から112円台まで上昇しました。その後、米予算問題などもこなし高値水準を維持していましたが、9月の月末期末によるフローから円高ドル安が進んだほか、米長期金利も1.46%まで低下するなど、円高ドル安に拍車が掛かりドル円は112円台から一気に110円台まで押し戻されるなど上下に大きな値動きのある一週間になりました。
-株式市場と米長期金利の動向は-
本日のイベントは、トルコ消費者物価指数(CPI)、米製造業新規受注が予定されています。中国は国慶節で祝日休場になっています。いつもの週明けは静かな取引になりますが、直近のボラティティの高さを考えると、やや荒れた展開になるとみてます。先週末の日経平均は2%超の下落になりましたが米主要三指数が揃って上昇しており、反発が期待されるほか仲値に向けた動きにも注目したいです。欧米市場の時間では目立った経済イベントはないものの、米長期金利や株式市場の値動き動向に左右される展開になるとみてます。11月のFOMCでテーパリングが開始されるとの見方も根強いとみており、織り込んだ動きになるか注目したいです。