FXレポート

欧州各国のGDPも米GDP同様に軟調か?

-前日サマリー-
 東京市場では、昨日のFOMCを受けたドル安の動きが継続してドル円は109.69円までドル安になりました。欧州市場では、米4-6月期GDPが+6.5%(前期比年率)と市場予想(+8.5%)を下回ったことを受けて一時109.61円まで円高となりましたが、すぐに109.90円まで反発しました。ニューヨーク市場では、NYダウ最高値を更新した一方で米長期金利も上昇の株高&債券高、ただ米GDPの予想未達が尾を引いて円高が継続してドル円は109.45円で取引を終えました。

-欧州各国のGDPも米GDP同様に軟調か?-
 本日のイベントは、日本有効求人倍率・失業率、豪卸売物価指数、欧州各国GDP、EU消費者物価指数、カナダGDP、米個人消費支出、米ミシガン大消費者態度指数が予定されています。
 欧州各国のGDPは4-6月期の速報値が発表される予定で、予想ではフランス+0.8%、ドイツ+2.0%、ユーロ圏+1.5%(すべて前期比)と、やや改善の予想となっています。ただ、昨日の米GDPはコロナ前の水準を回復したものの市場予想に届かない水準で、マーケットはドル安円高方向に反応しました。本日のEU圏のGDPも軟調な場合、昨日上昇したユーロドルが感度よく反応することが考えられます。最も早い時刻に発表されるフランス(14時30分)のあたりから欧州市場への注目度を高めて、取引に挑みたいです。

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