株式市場の動向に注目
-前日サマリー-
週明けの為替市場は米中が祝日休場となり閑散相場が予想されたなか、新型コロナワクチンへの期待から日経平均が30年ぶりとなる3万円台を回復したことでリスクオンとなりました。ドル円は105.00円から105.41円まで上昇し、ポンド円も146.00円から146.62円まで上値を伸ばしました。ただ、NY市場では取引参加者の減少もあり方向感の欠ける展開となりドル円は105.33円の横ばい推移で取引を終えました。
-株式動向に注目-
本日のイベントはRBA議事録公表、独ZEW景況感調査が予定されています。本日も主要な米経済指標もなく取引材料を探すのに苦労しそうです。薄い手掛かりのなか、メイン材料になるのは株式市場の動向になるとみてます。昨日も日経平均の株高からリスク選好的な動きになっており、値動き動向によるリスク許容度の変化に注目したいです。また、米国が祝日休場明けとなる点もポイントになりそうです。バイデン政権による追加経済対策や新型コロナワクチンへの期待感から株高ドル安の流れとなっており、休場明けの米株式市場の反応にはひと際注目です。