特殊要因による変動
-前日サマリー-
週明けの為替市場はダウ先物が300ドル超安まで下落したことをきっかけにリスク回避の動きになりました。ユーロドルはドル高ユーロ安が進行し1.213ドルから1.205ドルまで下落し、ユーロ円は126.53円まで下落しました。一方でドル円はドル高に押された格好で105円台を回復するなど堅調に推移し取引を終えました。
-特殊要因による変動-
本日のイベントは豪RBA政策金利、欧第4四半期GDPが予定されています。現在のマーケットはバイデン大統領の追加経済対策や米連邦準備理事会(FRB)による金融政策の材料が出尽くして為替メインの取引材料が不足している状況です。そういったなか、個人投資家の株式取引プラットフォームを提供する米ロビンフッドの株取引による特殊要因による変動がテーマになっているとみてます。ロビンフッドによって個人投資家の買いが集中したゲームストップなどが急騰と急落を繰り返すなど波乱要因となっており、米主要株価指数も振らされておりロビンフッドの取引規制や緩和などのヘッドラインは注視したいです。こういった特殊な要因ではあるものの、取引視点では米主要株価指数の値動き動向によるリスク許容度の変化での取引中心で順張りを意識した取引を心掛けたいです。