バイデン次期大統領の追加経済対策の内容は
-前日サマリー-
東京市場では時間外の米長期金利が低下したことを受けて、ドル円は103.52円まで下落しました。欧州市場に入ると、ユーロドルでドル買いが進みドル円は103.99円まで反発。NY市場では取引材料のないなか、ロンドンフィキシングにかけてポンド売りが強まり142.20円から141.60円まで下落しました。
-バイデン次期大統領の追加経済対策の内容は-
本日のイベントはECB理事会議事要旨公表、米新規失業保険申請件数、パウエルFRB議長の発言、バイデン次期大統領の追加経済対策の発表が予定されています。バイデン次期大統領は追加経済対策の内容は1人2000ドルの現金給付、失業給付金の延長、地方政府への支援、ワクチン普及対策費などで数兆ドル規模になることが予想されています。大統領就任のタイミングでもあり、強く印象付けるためにも効果的な景気刺激策が期待されそうです。一方で、事前の予想よりも小規模な景気対策だった場合は、先行していた期待感がはく落しドル安からドル高にシフトチェンジする可能性も想定されるため、結果を見極めてから取引にのぞみたいです。