米国の感謝祭入り
-前日サマリー-
昨日のドル円はダウ平均の3万ドル突破の流れにのって104.60円まで強含んだものの、上値の重さを確認すると104.40円付近まで切り下げ方向感なく推移しました。一方で、ポンド円はアイルランドのマーティン首相が「交渉はおそらく段階的に合意される可能性」と述べると、英国とEUの貿易協定の合意期待を受けてポンド買いが進み139.38円から139.83円まで上昇し取引を終えました。全体的に米国の祝日前でポジション調整がみられるとの見方がありましたが、為替は総じて静かな取引の一日になりました。
-米国の感謝祭入り-
本日は米国の感謝祭でNY市場が祝日休場となります。また、主な経済指標の予定もありません。ただ、今日と明日のNY市場の休場と短縮取引で取引参加者の減少でマーケット全体の取引量が薄くなるため、値の飛び易い状況が発生するため突発的な動きに注意したい局面です。また、英国とEUの自由貿易協定(FTA)の交渉も最終局面を迎えており、いつ正式な発表があるかわかりません。こういった日の取引はファンダ要素が弱く手掛かりに欠けるため、テクニカルで勝負したいです。クロス円のチャートをみると、ここ二日間狭い値幅で上下しており、オシレーター系のRSIやストキャスティクスなどを利用して取引にのぞみたいです。