米大統領選当日!!
【本日のトレードポイント】
-米大統領選投票当日-
本日のマーケットの注目は米大統領選挙の一点に注がれるでしょう。昨日は今日明日を控えて方向感のない値動きとなりました。結果についてはマーケットも読み切れていない様子で、機関投資家をはじめとする多くのトレーダーがポジションをフラットにする動きも観測されています。コンセンサスではバイデン氏優勢との声が圧倒的ですが、4年前のトランプ氏とヒラリー氏の勝負を彷彿とさせるようで安心はできません。ただどちらが大統領になるにせよ、巨額の追加景気刺激策が施行されるとの見方です。そのため、マーケットとしては税制や金融機関への対応は変わってくるものの、ある意味では一時的にどちらもマーケットフレンドリーといえます。最もマーケットが恐れているのは開票作業の長期化や法廷闘争による政治的空白です。不確定を恐れるマーケットは大統領不在のシナリオをリスクシナリオとして捉えています。
開票を待たずして出口調査などの報道で接戦が伝えられれば、リスクオフの地合いとなる可能性も考えられます。スイング・ステート(激戦州)に関する報道には特に目を光らせておきたいです。
本日の立ち回りに自信がないようであれば、明日の投票結果待ちが安全かもしれません。ただ、短期的には今日から明日にかけてのハイボラティリティを取りに行く戦略もありかと思います。利確と損切をしっかりと意識して堅実なトレードを意識したいです。