ドル円は反発するか
【本日のトレードポイント】
-ドル円はレンジブレイク-
昨日のドル円は日経平均や米株価指数が堅調に推移するなか、ドル安が強まり105.25円付近まで下落しました。欧州市場に入ると、目立った取引材料がないなか直近のレンジをブレイクすると下げ足が加速し104.60円付近まで急ピッチで下落しました。NY市場に入っても、ドル安が継続しドル円は一時104.343円まで下押ししましたが買いが一巡したほか、米経済対策のペロシ上院議員とムニューシン財務長官の協議の動向をうかがい104.50円付近でのもみ合いとなり取引を終えました。
-ドル円は買い戻す展開か-
本日のイベントはベイリーBOE総裁の発言、トルコTCMB政策金利、米新規失業保険申請件数、米景気先行指数と取引材料が豊富です。この二日のドル円の値動きは株高を受けてドル安となり円が買われました。本日は調整的に戻すのではとみてます。明日の米大統領候補の討論会を控えているほか、NYタイムの米株価指数が下落しており買い戻しの材料になるとみてます。懸念点としては、現在協議中の米経済対策です。協議が前向きな結果になれば再びドル安からの円買いになるため下値への警戒をしておきたいです。