EU総務理事会に注目!
【本日のトレードポイント】
-中国人民銀のゼロ引き下げ-
週明けの東京市場は中国人民銀行が為替フォワード準備金要件をゼロに引き下げたことを受けて、元安が進み15.80円付近から15.59円まで下落しました。また、クロス円全般にも波及しドル円は105.43円、豪ドル円は
76.18円まで下落しました。NY市場ではNYダウは300ドル超の上昇をみせましたが、為替への影響は限定的でドル円はじり安の展開となり105.24円まで下落し105.33円で取引を終えました。
-ブレグジット交渉は延長か-
本日の主要な経済指標は英失業率と米消費者物価指数が控えています。イベントではEU総務理事会が予定されており、注目のイベントになりそうです。先日、ジョンソン首相は10月15日を交渉期限としてEU側に譲歩案の提出を求めました。ただ、EU当局は譲歩案を示すことはなく、11月初旬まで延長するプランを模索しているとされています。そういったなか、本日のEU総務理事会では15日から16日に行われる欧州理事会の基礎となる話がされるとみられています。そのため、欧州時間やNY時間では欧州当局関連のヘッドラインなどに警戒しながらポンドの値動き動向をチェックしていきたいです