リスクオフムードが強まる
【本日のトレードポイント】
-ドル高の流れ継続-
昨日のドル円は連休明けの東京市場でドル買いが先行し、105.19円付近まで上昇しました。欧州時間に入ると対資源国通貨でドル高が進行したことを受けて、ドル円が徐々に上値伸ばす格好となり、一時105.40円付近まで上昇しました。一方、豪ドルは貴金属相場や米国株が軟調に推移したことで売られる展開となり、豪ドル米ドルは一時0.7067ドルまで、豪ドル円もつられる形で一時74.48円付近まで下落しました。
-リスクオフムードが続くのか-
本日は日銀政策決定会合議事要旨やスイス中銀政策金利発表、米新規失業保険申請件数、パウエル議長の議会証言に注目が集まります。また、この他にトルコ中銀とメキシコ中銀が政策金利を発表します。貴金属相場や米国株が軟調に推移したことで、豪ドルなどの資源国通貨が下値を模索する展開となっており、昨日に引き続きこの流れが継続するのか見極めたいです。また、コロナ禍以降に見られる「リスク回避のドル買い」の傾向が出ているとも言えるため、安値から回復基調にあるドル円は押し目を拾うチャンスを探りたいです。