再びドル売りの流れ
【本日のトレードポイント】
-ドル円は軟調-
昨日のドル円は前週終値の106.60円付近でオープンすると、106.45円~106.65円付近での小動きとなりました。欧州勢参入後、米長期金利の低下や予想を下回るNY連銀製造業景気指数が嫌気される形となり、ドル円はNY時間にかけて105.95円付近までじり安に推移しました。また対ユーロでもドル安が進行し、ユーロドルは一時1.1880ドル付近まで上昇しました。
-米長期金利はやや頭打ち感-
本日はRBA議事要旨と米住宅着工件数の発表が予定されています。米長期金利は先週の上昇の流れから一転、やや頭打ち感が出てきており、ドル円は再び106円ちょうど付近まで軟化しています。金・原油といったコモディティー相場が再び持ち直しており、米ドルから資金をシフトする動きが強まる可能性があります。ドル円も積極的に上値を追う展開とはなりづらそうで、106円半ばにかけて戻り売りのチャンスを狙いたいです。