米金利上昇は続くのか
【本日のトレードポイント】
-ドル円は上値が重い-
先週金曜日のドル円は東京時間に実需筋によるドル買いの動きから、一時107.04円まで上昇しました。しかしその後は日経平均株価の上昇一服感や欧州株の下落を受けたドル売りが進行し、ドル円はNY時間にかけて106円半ばまで下落しました。
-米長期金利がカギ?-
本日は国内4-6月期四半期GDP(速報値)やNY連銀製造業景気指数に注目が集まります。特に国内GDP(速報値)は事前予想が前期比-7.5%となっており、3四半期連続のマイナス成長となりそうです。市場で円安材料視される可能性もあり、内容を確認しておきたいです。先週ドル円は米長期金利の上昇を背景に上値を伸ばしたことから、この流れが続くのか注視したいです。また、先週堅調さが際立ったユーロ円や豪ドル円は上昇一服感が出てくれば、一旦利益確定売りが出てくる展開も想定しておきたいです。