米消費者物価指数に注目
【本日のトレードポイント】
-ドル円は堅調-
昨日のドル円は連休明けの日経平均株価が堅調に推移したことで上値を試す展開となり、東京時間に一時106.16円まで上昇しました。その後予想を上回る米卸売物価指数や対資源国通貨でドル買いが進んだことを受けて、ドル円はNY時間に一時106.68円まで上値を伸ばす展開となりました。
-追加経済政策への期待感-
本日はRBNZ(NZ中銀)政策金利や英国内総生産(GDP)、米消費者物価指数が注目されます。NZ中銀は政策金利を据え置く見込みで、焦点は声明文の内容やオア総裁の発言になります。NZドル円は70円ちょうど付近での小動きが続いており、方向感が出てくることに期待したいです。一方、米消費者物価指数は前月比・前年同月比で上昇が見込まれており、新型コロナ危機からの経済回復が続いていることを確認したいです。また米追加経済政策の動向にも注目が集まりそうで、民主・共和両党の交渉が再開すればリスクオンムードが高まりそうです。
-トランプ大統領の次の一手は-
米大統領選候補バイデン氏が副大統領候補にハリス上院議員を指名すると一部で報じられました。米大統領選を控え、依然としてトランプ大統領の支持率がバイデン氏を下回る状態が続いており、支持率アップを狙って対中姿勢を一層硬化させる可能性に警戒したいです。