連休明け相場は?
【本日のトレードポイント】
-上下に抜けきれない展開-
昨日のドル円は東京市場が祝日で休場の中、105.75円付近で小動きとなりました。欧州勢参入後に対ユーロでドル買いが強まったことを受けて、ドル円は106.19円付近まで上昇しました。ただその後、NY時間に米長期金利が低下したことで一時105.71円まで一転下落するなど上下に抜けきれない展開となりました。なお、ムニューシン財務長官は民主党の主張が合理的であれば、今週中にも追加の新型コロナウイルスの経済対策に合意できることを示唆しました。
-連休明けの東京市場に注目-
本日は英失業率、独ZEW景況感調査が発表されます。連休明けの東京市場では、日経平均株価や仲値に絡んだ実需筋の動きが注目されます。昨日ドル円は106.19円付近まで上昇しましたが、上値を抑えられる形となりました。一方ユーロドルは先週1.19ドル台に一時乗せたことで、達成感からドルの買い戻しが進行し、1.1735ドル付近まで軟化しています。ドル安トレンドは一旦小休止の雰囲気が出てきており、ドルの買い戻しのがどこまで進むのか注目してみたいです。ドル円は106.45円付近が目先のターゲットととなりそうで、この水準を上抜けできれば上値余地が広がりそうです。