豊富な経済指標
【本日のトレードポイント】
-豊富な経済指標-
本日は東京市場に中小売売上高、ロンドンタイムに仏消費者物価指数、独欧第1四半期GDP、NYタイムに米小売売上高、米鉱工業生産、ミシガン大消費者信頼感指数が発表されます。多くの経済指標が発表予定にあるものの、米経済指標の感度が鈍くなっています。これは新型コロナウイルスの影響で指標の悪化に対して、すでに織り込み済みであることや経済対策を行っているため、今後の経済回復に向けてマーケットの視点が移っていることにあるとみてます。そのため、本日の経済指標も方向感の欠いた展開を予想しています。
-中国の対応-
新型コロナウイルスの発生源について中国への批判が高まっているなか、18日からの世界保健機関(WHO)総会を前に中国はオーストラリアに対して豪産食肉輸入を一部停止するなど報復措置を発表しました。オーストラリアが独立機関による中国での調査を求めたことがきっかけになったとみられています。発生源に関しては米国も中国に対して強い姿勢を示しており、両国の動向には強く警戒しておきたい局面です。