重要指標に米中対立の行方に注目
【本日のトレードポイント】
-本日は重要指標多数-
ゴールデンウィークで日本は祝日休場となりますが、東京タイムでは豪RBA政策金利、NYタイムでは米貿易収支、米ISM非製造業景況指数と重要な経済指標が予定されています。豪RBA政策金利は金利据え置きとなり、新型コロナウイルスの影響から大きな金融政策はないとみてます。一方で、米貿易収支、米ISM非製造業景況指数には警戒したいです。米貿易収支は-442憶ドルと貿易赤字の悪化が懸念され、米ISM非製造業景況指数も予想が37.8と景気減速への懸念や影響を見極める指標となり、ネガティブサプライズになれば下値を試す展開になりそうです。
-米中対立が深まる-
先週、トランプ大統領が新型コロナウイルスの感染源が中国武漢の研究所と批判しましたが、3日ポンペオ米国務長官は「ウイルスは武漢の実験室から来たという膨大な証拠がある」とし近く公表にあたって報告書をまとめるとしました。公表がいつになるか内容も不透明であり、中国側の反発も必至と考えると、マーケットはリスク回避に傾きやすくなりそうです。そのため戦略面では上昇局面で積極的に売りを試すのがいいかもしれません。