FRB緊急金利下げを実施
【本日のトレードポイント】
米連邦準備理事会(FRB)は0.5%の緊急利下げを実施しました。新型コロナウイルスの景気への悪影響を考えた措置で、NYダウは好感する格好で一時380ドル超上げたものの、買いが一巡すると売りが優勢となり一時1000ドル近く下落しドル円も106.935円まで下落しました。本日は豪第4四半期GDP、ADP全国雇用者数、ISM非製造業景況指数、米地区連銀経済報告(ベージュブック)が予定されています。注目材料が多い中、株価主導で為替が反応しており、指標結果も重要ですが株価の動きには特に注視しておきたい局面だと考えられます。昨日のNYダウの下落も、利下げの材料出尽くしと米大統領選挙の予備選挙で極左のサンダース候補の有利が報じられたとの見方もあり、直近のダウの歴史的なボラティリティは注目の的といえるでしょう。