株安継続、ドル円は一時110円割れ
【本日のトレードポイント】
本日はラガルドECB総裁発言や米新築住宅販売件数に注目です。今回ラガルド総裁は金融政策に関連した発言をしないとみられますが、足元の相場がリスクオフとなっていることもあり、現状の相場に関する突発の発言には注意したいです。米新築住宅販売件数は前月比で増加する見込みで、好結果となれば株高につられる形で円売りが期待できそうです。
新型コロナウイルスの感染拡大を受けたリスク回避の動きから、NYダウ平均は2日間で約1,900ドル近く下落しました。欧州株も軟調に推移していてリスクオフ一色となっています。リスクセンチメントは弱い状況が続きそうですが、連日の株安とドル円が一旦110円を割れたことで一服感も出そうです。積極的な買い材料は見当たらないですが、やや行き過ぎ感も出ており、突っ込み売りには注意したいです。