感謝祭・米休場に注意
英総選挙を巡り、与党保守党が過半数を十分獲得できるとの思惑が広がり、ポンド円は141円半ばまで上値を伸ばしました。また、ドル円も約半年ぶりとなる109円60銭台まで一時上昇しました。
本日は豪第3四半期民間設備投資や独消費者物価指数(速報値)に注目が集まります。昨日、豪州系金融機関がRBA(豪中銀)が来年に追加利下げと量的緩和策を実施するとの見通しを示したことから、豪ドル円相場は一時下落しました。本日発表の豪民間設備投資は重要度こそ低いものの、来年に向けたRBAの政策見通しを巡る思惑から結果に対して敏感に反応しそうです。また、欧州の景気減速感が強まっていることから、独消費者物価指数(速報値)の結果もしっかりと抑えておきたいです。
本日はサンクスギビングデー(感謝祭)で米国市場が休場になるほか、明日金曜日もブラックフライデーで短縮取引となります。ロンドン時間以降の流動性が低下する時間帯は値動きが荒れる可能性があり、いつも以上に警戒したいです。