RBA政策金利とISM非製造業景況指数に注目
【本日のトレードポイント】
昨日のドル円は、先週末に発表された10月米雇用統計の結果を受けて米国の景気先行き懸念が後退したことからドル買いが先行、また米中貿易交渉の進展などを背景にダウ平均が史上最高値を更新し、つれてドル円も108.65円まで上昇しました。
本日は、豪RBA政策金利、米ISM非製造業景況指数に注目です。
RBA政策金利は、10月に行われた今年3回目となる追加利下げで過去最低の0.75%となっており、市場予想は据え置きとなっています。ただし、ロウ総裁は先月29日に「必要であれば理事会は追加緩和する用意がある」と表明した上で、利下げが雇用と所得の伸びを支え、豪経済を支援しているとの考えを示したことからも、今後の政策スタンスに注目が集まります。
ISM非製造業景況指数については、先月発表された9月分が3年ぶりの低水準となっており、冴えない結果となれば米長期金利の低下からドル売りの展開となる可能性もあるため要注意です。