ラガルド総裁、着任!
【本日のトレードポイント】
先週のドル円は雇用統計やFOMC会合をはじめとして、日銀金融政策決定会合など重要指標や各国金融政策イベントが相次ぎ、相場も大きく動意付きました。一時は8月以来となる109円台に乗せるなど大幅に上昇する場面もありましたが、滞空時間は短く再び108円台へと回帰していきました。
本日は東京市場は文化の日の振り替え休日で終日休場、主要国内でも主だった指標はなく全般的に落ち着いた値動きが予想されます。一方、ラガルドECB総裁の就任後初となる会見が本日28:30に予定されています。
会見内容は明らかになっていませんが、就任挨拶のみならず今後のECBが進むべき道筋など金融政策に関しても踏み込んでくる可能性があるため注意が必要です。当面はドラギ路線を踏襲しつつ、政策の見直し等を進めていくとしています。それらに本日の会見でも踏み込んでくるのか、要注目です。
週を通して先週ほどの慌ただしさはないものの、米中問題をはじめとして不確実性の高いリスクも多々残っているため、突発的なヘッドラインに注意したいです。