ビッグイベント多数!されど...?
【本日のトレードポイント】
昨日も一昨日同様、未明から明け方にかけて英議会で複数の審議・採決が行われました。前向きなヘッドラインからポンド円では約220pipsの上昇を見せ、堅調さを示しました。
本日は米重要指標が多数予定されています。予定されている指標は、ADP全国雇用者数、新規失業保険申請件数、ISM非製造業景況指数、週間原油在庫など注目度がひとしおのものばかりです。特に雇用状況を表す指標は、金利決定の判断材料として大きなウェイトを占めるため相場への影響も大きい事が予想されます。内需の堅調さが強く謳われている状況下での発表となるため一昨日のISM製造業景況指数同様、ネガティブサプライズだった場合には強いドル売りで反応する可能性もあります。
一方で、明日に雇用統計やパウエルFRB議長発言などのビッグイベントを控えている点から反応が限定的となる可能性もあり、発表時の相場状況など注視の必要があります。
もちろん引き続き米中貿易摩擦やブレグジットに関するヘッドラインにも意識を向けておきたいです。