米経済の堅調さ、再確認か
【本日のトレードポイント】
本日は21:30発表のコアPCEデフレーター、23:00発表のコンファレンスボード消費者信頼感指数に注目です。
PCEコアデフレーターは事前予想では、前月比0.2%、前年比1.7%と上向きの結果が予想されています。昨年末から今年初頭にかけてインフレ率の上昇を抑制していた一時的要因が改善したことから、今後は上昇を続けていくとマーケットは予測しています。
コンファレンスボード消費者信頼感指数は事前予想が125.0と前月比+3.5ポイントとなっています。株価が過去最高値を付けたことや好調な労働市場から今回の結果は好調にリバウンドすると予想されます。雇用統計などで示されているように米労働市場は堅調に推移していることから市場予想通りの好調な結果となるでしょう。
ただ、従来の指標同様にコンセンサスに対してサプライズがどれだけ出るかが重要となる以上、コンセンサスや結果に関するヘッドラインには注視したいです。
加えて、今日明日にはFOMC会合が、明日にはパウエルFRB議長の会見と政策金利の発表が予定されています。大方の予想通り0.25%引き下げとなる予定ですが、0.5%幅での引き下げでハト派的サプライズとなる可能性もある以上、一応の注意は必要です。
正午過ぎに発表となる日銀政策金利・声明・展望レポートの発表ではFOMCを意識してどのようなスタンスを示すかにも注目です。