オーストラリアドル、豪ドル。オーストラリアでは1966年までポンド・シリング・ペンスを使っていたが、ドルの十進法の方が簡単ということで、ドルを採用。
いわゆる注文のこと。
相場がチャート・ポイントを飛び越えるように、急に行き過ぎた値動きをすること。たとえば、相場が下落する場合なら、突っ込むように急落するような値動きのことを指す。エレクトロニクス用語で"波形が規定レベルを一時的に越えること、またはその部分"から転じた。
外国為替市場において、その日のうちに決済せず翌日まで持ち越すポジション(外国為替の持ち高)のことをいう。
同順位の二つの注文を出し、一方の注文が成立したら、他方の注文が無効になる注文方法。
取引の相手。または取引相手である金融機関のこと。たとえば外国為替取引の相手方である銀行などの金融機関のことを指す。銀行など金融機関を指す場合は、インターバンク取引である。
キャン。カナダの通貨。
カナダ金融政策を司るカナダ中銀の定例会合。会合2日後にマネタリーポリシーレポートが公表される。金利動向は、市場参加者の関心が非常に高く、相場を動かす大きな材料となることが多い。
自分の持ち高を清算する方向で売買を行うこと。買ったポジションを売り(ロング・カバー)、売ったポジションを買う(ショート・カバー)こと。
基礎商品の保有とコールオプションの売りを組み合わせたもので、利回りの向上を狙う場合などに用いられる投資戦略のひとつ。
通貨。お金。現金通貨に預金通貨を含めたもの。
オプションのリスク指標のひとつで、基礎商品の価格変化に対するデルタの変化額を表す。ガンマ(γ)=デルタ値の変化幅/基礎商品価格の変化額。ガンマの値が大きくなるほど、基礎商品の価格が変動した時のデルタの変化が大きくなり、ガンマが小さくなれば、基礎商品の価格が変動してもデルタの変化は小さくなる。
アービトラージ(裁定取引)とガーベージ(ごみ・がらくた)の合成語。買収の直接の関係株ではないが、関連があるとして、株価が上昇する株のこと。実際には買収に関係が無い株なので上がる理由や材料は無い。
ニュージーランドドルの通称。
余剰資金を効率的に運用するサービスのこと。おもにマスター・トラストによる年金管理などに使われる。取引の未決済などで生まれた余裕資金についてマスター・トラストがその余裕資金を集め、有効に運用し、かつ運用マネージャーに余剰資金の有無を知らせるなどの具体策がある。英語ではCash Managementという。
株式などの有価証券や為替などの価格変動によって発生する売買差益のこと。譲渡益や資本利得、投資収益とも言われる。配当や利子など経常的に発生するものは、インカムゲインと呼ばれる。
居住者または、国内に恒久的施設を有する非居住者が株式等の譲渡をした場合には、その譲渡にかかる譲渡所得等については、申告分離課税にて確定申告をおこなわなくてはならない。平成13年度の税制改正までは、申告分離課税か源泉分離課税のどちらかの課税方法を選択できたが、平成14年12月31日に廃止された。これに伴い、申告分離課税の税率が、売却益の26%から10%に下がった。(2008年以降は20%)。
投資した時の価格よりも売却時の価格が低いことによる売買損失。
異なる通貨間の金利差から利益を受けることを目的にした一種の裁定取引のこと。具体的には、円やフランなどの相対的に金利の低い通貨で資金調達し、豪ドルやNZドルなどの相対的に金利の高い通貨で運用することで利ザヤを稼ぐ投資手法のことを指す。ヘッジファンドの有力な資金調達・運用手法とされている。英語では、Carry Tradeという。
1973年に主要国は変動相場制に移行を開始した。1976年1月、ジャマイカのキングストンで、IMFの暫定委員会が開かれ、変動相場制を正式に承認して、IMFの第2次協定改正を決定をした。これにより金の廃貨が決定した。実際の制度発効は1978年4月1日。