ヒストリカル・ボラティリティーは歴史的変動率ともいい、過去のデータに基づいて計算された将来の変動率のこと。日々の資産(通貨や株価などの対象となる資産)の変化率の平均値として計算される。英語ではHistorical Volatilityと言う。
1986年イギリスで、サッチャー首相に主導された英国証券金融市場の大改革。金融市場の規制を緩和・撤廃して、金融市場の活性化や証券業界の国際化をはかろうというもの。宇宙創世のときの大爆発にたとえてビッグ・バンと呼ばれた1996年11月橋本第2次内閣が提唱した日本の金融制度改革を日本版金融ビッグ・バンといわれる。
レート提示側の買値のこと。(⇔アスク)120.10-13なら120.10がビッド。
J・W・ワイルダーによって考案されたテクニカル指標。前日の価格を用いて、当日のサポート(支持)とレジスタンス(抵抗)の目安を算出する。計算方法は以下の通り。─────────────────────P=(H+L+C)÷3※H=高値、L=安値、C=終値、P=ピボット─────────────────────●HBOP(上方ブレイクアウト)=2P-2L+H●R2(上値抵抗2)=P+H-L●R1(上値抵抗1)=2P-L●S1(下値支持1)=2P-H●S2(下値支持2)=P-H+L●LBOP(下方ブレイクアウト) =2P-2H+L一般的には、S1やS2まで価格が接近したら買い、R1やR2に価格が接近したら売りと判断する。一方、LBOPとHBOPは損切り(ロスカット)の目安となる。価格がLBOPを下抜けたら買いポジションの手仕舞い、価格がHBOPを上抜けたら売りポジションの手仕舞いをする。
最終約定値段の俗称。終値とも言う。
有価証券の発行に際し、これを売出す目的を持って、その有価証券の全部又は一部を取得し(買取引受け、又は売れ残りがあった場合にそれを取得する(残高引受)契約を結ぶこと。
引け条件付きの成行注文のこと。引条件付注文とは前引けまたは大引けに執行されることを条件とした注文のこと。引条件付注文は、引けの時点のみ注文が有効となるので、引け時点で注文が成立しなかった場合は、注文の効力はなくなる。なお、前引けに執行されることを条件とした注文は、前引けに売買が成立しなかった場合には、後場には引き継がれない。注文の際に「○○会社を、1000株、成行で大引けの執行を条件に買いたい」というように条件を付して指示する。
引け条件付きの指値注文のこと。引条件付注文とは前引けまたは大引けに執行されることを条件とした注文のこと。引条件付注文は、引けの時点のみ注文が有効となるので、引け時点で注文が成立しなかった場合、注文の効力はなくなる。なお、前引けに執行されることを条件とした注文は、前引けに売買が成立しなかった場合には、後場には引き継がれない。注文の際に「○○会社を、1000株、1500円で大引けの執行を条件に買いたい」というように条件を付して指示する。
取引所は、信用取引の過度の利用を未然に防止するために、一定のガイドラインを設け、当該基準に該当した銘柄については、毎日、信用取引残高の公表を行うが、このような銘柄を日々公表銘柄という。委託保証金率の引上げなどの規制措置を受ける規制銘柄とは異なる。なお、日々公表銘柄以外の通常の銘柄の信用残高の公表は週1回となる。
市場用語で、相場の状況を表す。もみあい状態などから、時間をかけて、適正株価に落ち着くまでの日数のこと。
一日の間に取引を仕切ること。デイ・トレード、イントラデイトレードとも言う。外国為替取引ではNY時間17:00を起点とする1日間で売買(新規→決済)を終了させること。注意)NY夏時間の場合、日本時間AM6:00~翌AM6:00。NY冬時間の場合、日本時間AM7:00~翌AM7:00。
任意の時点での、計算上の差損益のこと。
介入で市場に供給した資金を吸い上げず、そのまま市場に放置しておく手法。介入参照
米国経済の最重要指標。非農業部門に属する事業者の給与支払い帳簿をもとに集計された就業者数の増減を表す。失業率の発表とあわせて雇用統計と呼び、景気見通しを推し量るうえで非常に重要な指標。失業率と共に市場注目度が非常に高い。