米祝日により休場、だがしかし。
東京市場
ドル円は軟調。日経平均株価が軟調に推移したことを受けて一時107.53円まで下落する展開に。その後もトランプ米大統領の指名したFRB理事候補のスタンスがハト派だったことなどを受けて上値重たく推移しました。
ロンドン市場
豪ドル円は堅調。昨日のロウRBA総裁の会見で「今後の追加利下げの可能性が低い」との見解を示したことで一旦は下げが進行したものの、材料出尽くし感からショートカバーが入り一気に上昇。ロンドン市場時間中堅調に推移し続きました。
NY市場
ドル円はやや堅調。序盤に発表されたADP全米雇用報告が予想を下回ったことで一時的にドルが売られる場面があったものの、その後に発表されたサービス業PMIはコンセンサスを上回る結果だったものの、ISM非製造業景況指数は2年ぶりの低水準になるなど玉石混合の結果となり上値は限定的でした。
【今日の主な経済指標】
08:50 JPY 対外対内証券売買契約等の状況(対外中長期債) 前週分
08:50 JPY 対外対内証券売買契約等の状況(対内株式) 前週分
10:30 AUD 小売売上高[前月比] 5月
15:30 CHF 消費者物価指数(CPI)[前月比] 6月
18:00 EUR 小売売上高[前月比] 5月
18:00 EUR 小売売上高[前年同月比] 5月
USD 休場
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-今日のトレードポイント-
本日は明日に雇用統計の発表を控えているためやや様子見的な展開が教科書通りとなります。ただ、ダウやナスダックといった米株が史上最高値を記録したことによるアジア欧州株つれ高の可能性もあります。その場合はリスク選好度の高まりも考えられるため、注意が必要です。
本日は米国が独立記念日で祝日となります。"強いアメリカ"を掲げるトランプ米大統領が自国第一主義的なメッセージを発信する事も予想されトランプ米大統領の発言・SNSなどのヘッドラインにも注意を払いたいです。