ダボス会議最終日につき要人発言に注意
東京市場
東京市場のドル円は方向感を欠いた展開に。前日のNY市場の流れを引き継ぎ109.453円まで下落したものの、仲値を過ぎると売りが一巡し買いが優勢になると109.60円まで戻しました。
ロンドン市場
欧州市場のドル円は小高い。欧州勢が参入すると買いで反応し一時109.798円まで強含みました。
NY市場
NY市場ではロス米国務長官が「米中間の貿易問題の解消にはほど遠い」と発言したことをきっかけにドル円は109.442円まで急落しました。ただ、ドラギ総裁の利上げ期待に含みを持たせた発言を受けて109.70円まで持ち直し109.615円で取引を終えました。
【今日の主な経済指標】
08:30 JPY 東京都区部消費者物価指数(CPI、生鮮食料品除く)[前年同月比] 1月
11:30 JPY 黒田東彦日銀総裁、発言
18:00 DEM IFO企業景況感指数 1月
22:00 RUB 失業率 12月
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-今日のトレードポイント-
本日はダボス会議の最終日以外に米経済指標の発表が予定されていましたが、米政府機関の閉鎖を背景に指標発表が延期となっています。そのため、ダボス会議や米中貿易、ブリクジットなどに関するヘッドラインと主要株式市場の値動きに注目して取引にのぞみたいです。