本日はEU離脱の代替案提出期限日。再度の混迷は必至か?
東京市場
東京市場ではドル円はじり高。株価の上昇を手掛かりとした買い優勢の流れとなりました。
ロンドン市場
欧州市場ではユーロドルはもみ合い。方向感に欠ける動きを継続しました。
NY市場
NY市場ではドル円は堅調。一部通信社が「中国は米国との貿易不均衡を解消するための道筋を示した」と伝えるとドル買いが強まりました。ダウ平均の上昇や鉱工業生産指数が予想より良かったこともドル買いを後押ししました。
【今日の主な経済指標】
09:01 GBP ライトムーブ住宅価格[前月比]1月
11:00 CNY 小売売上高[前年同月比]12月
11:00 CNY 鉱工業生産[前年同月比]12月
11:00 CNY 四半期国内総生産(GDP)[前年同期比]10-12月期
11:00 CNY 四半期国内総生産(GDP)[前期比] 10-12月期
16:00 DEM 生産者物価指数(PPI)[前月比]12月
USD 休場
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-今日のトレードポイント-
本日は英議会において代替案提出期限日となります。レポート記載時点ではメイ首相は離脱案の代替案をまだ示せていません。様々な交渉を行っていることは間違いないですが、前回大差で否決されたことから今回の代替案の採決が通る展開は考えにくいと想定しています。そうなれば議会中心で代替案を作成する案や、2回目の国民投票を求める案等、再度混迷を深める動きがありそうです。また本日は米国が休場であり通常より商いや流動性が薄くなりますが、そのため相場動向が荒れる展開も十分考えられますので要警戒したいです。