本日はEU離脱案を巡る英議会採決
東京市場
東京市場ではドル円はじり安。時間外のダウ先物などの下落を受けて、リスク回避目的の売りがすすんだ展開となりました。
ロンドン市場
欧州市場ではユーロ円は上値が重い。ユーロ圏鉱工業生産が前月比-1.7%、前年同月比-3.3%と予想以上にさえない結果を受けてユーロ売りが優勢となりました。
NY市場
NY市場ではポンド円は往って来い。一部報道から、保守党の離脱強硬派がメイ首相支持にまわると伝わったことがポンド買いのきっかけになりました。しかし、その後は逆に強硬派はメイ首相の離脱協定案に反対と報じられると一転して売り戻しの動きに。メイ英首相の議会演説もポンドの支えとなりませんでした。
【今日の主な経済指標】
08:50 JPY マネーストックM2[前年同月比] 12月
16:00 TRL 失業率 10月
16:45 FRF 消費者物価指数(CPI、改定値)[前月比] 12月
16:45 FRF 消費者物価指数(CPI、改定値)[前年同月比] 12月
16:45 FRF 財政収支 11月
19:00 EUR 貿易収支(季調済) 11月
19:00 EUR 貿易収支(季調前) 11月
20:00 BRL 小売売上高指数[前年同月比] 11月
22:30 USD 卸売物価指数(PPI)[前月比] 12月
22:30 USD 卸売物価指数(PPI)[前年同月比] 12月
22:30 USD 卸売物価指数(PPIコア指数、食品・エネルギー除く)[前月比] 12月
22:30 USD 卸売物価指数(PPIコア指数、食品・エネルギー除く)[前年同月比] 12月
22:30 USD ニューヨーク連銀製造業景気指数 1月
00:00 EUR ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁、発言
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-今日のトレードポイント-
本日はEU離脱案を巡る英議会採決が控えています。昨日の段階でも一連の動向や報道を巡って相場が動いており、本日も一喜一憂の動きが継続される展開が想定されます。このような時はボラティリティが大きく、短期的な取引でも利益を狙いやすいチャンスともいえますが、逆に思わぬリスクを取ってしまいやすい局面でもあるため、リスク管理には細心の注意を払いたいところです。