年明け初日は円買いの流れが続く
東京市場
東京市場では豪ドル円は軟調。12月Caixin製造業PMIが景気判断の節目となる50を下回ったことをきっかけに中国と経済的結びつきの強い豪ドルは売られる展開に。ドル円もつられる形となり円高が進行する流れとなりました。
ロンドン市場
欧州市場ではドル円は下げ渋り。欧州株式相場やダウ先物などが軟調に推移するなか、リスク回避の動きが継続。一時108.71円と半年ぶりの安値を更新しました。その後は株安が一服したことで下げ渋る展開となり、109円台を回復しました。
NY市場
NY市場ではユーロ円がさえない。世界的な株価の下落で投資家がリスク回避姿勢を強め円買い・ユーロ売りが広がると、一時123.59円と約1年6か月ぶりの安値を更新しました。
【今日の主な経済指標】
16:00 TRL 消費者物価指数(CPI)[前月比] 12月
16:00 TRL 消費者物価指数(CPI)[前年同月比] 12月
17:30 CHF SVME購買部協会景気指数 12月
18:00 EUR マネーサプライM3[前年同月比] 11月
18:30 GBP 建設業購買担当者景気指数(PMI) 12月
21:00 USD MBA住宅ローン申請指数[前週比]
21:00 USD MBA住宅ローン申請指数[前々週分]
21:30 USD チャレンジャー人員削減数[前年比] 12月
22:15 USD ADP雇用統計[前月比] 12月
22:30 USD 新規失業保険申請件数 前週分
22:30 USD 失業保険継続受給者数 前週分
RUB 休場
JPY 休場
00:00 USD ISM製造業景況指数 12月
00:00 USD 建設支出[前月比] 11月
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-今日のトレードポイント-
米の暫定予算を巡るトランプ大統領と米議会の動向に注目。予算を巡る審議は本日から、民主党が多数派を占める下院で再開される予定ですが、民主党はトランプ大統領との対立姿勢を崩しておらず、トランプ大統領も「政府閉鎖は当面続くだろう、すぐには終わらない」と発言していることから、連邦政府の一部閉鎖が続く見通しで、当面はドル円の上値は限定的と想定しています。本日は指標発表が複数ありますが、4日に雇用統計が控えているため反応があっても一時的か。ただ最近の市場はボラティリティが大きいので警戒は必要となります。