クリスマス休暇前の取引は
東京市場
東京市場のドル円は前日のNYダウの下落を受けて日経平均が700円超安となりリスク回避的な動きから111.87円まで下落しました。また、日銀決定会合では金融政策が現状維持となり黒田日銀総裁が記者会見で「必要ならば追加緩和を検討する」と発言したものの、為替への影響は限定的でした。
ロンドン市場
欧州勢参入後は売りで反応し111.70円付近まで下落したものの、この水準では次第に下げ渋る展開になりました。一方で、ポンドはイングランド銀行（BOE）は日銀と同様に現状維持を発表し、議事要旨も目新しい材料がなかったことからポンドの動きも限られました。
ＮＹ市場
ＮＹ市場ではドル円は一段安に。米予算問題で上院で可決したつなぎ予算案にトランプ大統領が署名しないとの考えを示したことでNYダウが一時670ドル超安となり、ドル円も9月10日以来となる111円割れの110.814円まで下落しました。
【今日の主な経済指標】
08:30 JPY 全国消費者物価指数（ＣＰＩ）[前年同月比] 11月
08:30 JPY 全国消費者物価指数（ＣＰＩ、生鮮食料品除く)[前年同月比] 11月
08:30 JPY 全国消費者物価指数（ＣＰＩ、生鮮食料品・エネルギー除く)[前年同月比] 11月
09:01 GBP ＧＦＫ消費者信頼感調査 12月
16:00 DEM ＧＦＫ消費者信頼感調査 1月
16:00 DEM 輸入物価指数[前月比] 11月
16:00 DEM 輸入物価指数[前年同月比] 11月
16:45 FRF 企業景況感指数 12月
16:45 FRF 卸売物価指数（ＰＰＩ）[前月比] 11月
16:45 FRF 消費支出[前月比] 11月
16:45 FRF 国内総生産（ＧＤＰ、確定値）[前期比] 7-9月期
18:00 NOK 失業率 12月
18:30 GBP 四半期経常収支 7-9月期
18:30 GBP 四半期国内総生産（ＧＤＰ、改定値）[前期比] 7-9月期
18:30 GBP 四半期国内総生産（ＧＤＰ、改定値）[前年同期比] 7-9月期
22:30 CAD 小売売上高[前月比] 10月
22:30 CAD 小売売上高（除自動車）[前月比] 10月
22:30 CAD 月次国内総生産（ＧＤＰ）[前月比] 10月
22:30 USD 四半期実質国内総生産（ＧＤＰ、確定値）[前期比年率] 7-9月期
22:30 USD 耐久財受注[前月比] 11月
22:30 USD 耐久財受注・輸送用機器除く[前月比] 11月
22:30 USD 四半期ＧＤＰ個人消費・確定値[前期比] 7-9月期
22:30 USD 四半期コアＰＣＥ・確定値[前期比] 7-9月期
22:30 CAD 月次国内総生産（ＧＤＰ）[前年同月比] 10月
00:00 USD 個人消費支出（ＰＣＥ）[前月比] 11月
00:00 USD 個人所得[前月比] 11月
00:00 USD 個人消費支出（ＰＣＥコア・デフレーター、食品・エネルギー除く）[前月比] 11月
00:00 EUR 消費者信頼感（速報値） 12月
00:00 USD ミシガン大学消費者態度指数・確報値 12月
00:00 USD 個人消費支出（ＰＣＥデフレーター）[前年同月比] 11月
00:00 USD 個人消費支出（ＰＣＥコア・デフレーター、食品・エネルギー除く）[前年同月比] 11月
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-今日のトレードポイント-
FOMCの流れを受けて日経平均が全面安となるなか、米国の予算問題への懸念からリスク回避が強まりました。本日はクリスマス休暇の連休前となるため、海外勢の手仕舞いなどの動きが出ることが予想されるほか、株式市場の動向を伺う一日となりそうです。また、確報値ではあるものの、米GDPやミシガン大消費者信頼感指数も控えており、予想とかい離した結果が出た場合には注意したいです。
