ドルのターニングポイントは
先週金曜日(24日)のサマリです。
東京市場
東京市場のドル円は軟調な動き。月末のゴトー日とあって本邦実需筋の取引が期待されたものの、方向感は欠く展開となり仲値を過ぎると軟調な展開となり113.34円付近まで下落しました。
ロンドン市場
欧州勢参入後は買いで反応し113.54円まで上昇したものの、買い一巡後はポジション調整の動きに終始し買いが継続しませんでした。
NY市場
NY市場ではG20首脳会議や米中首脳会談を控えて積極的な取引が手控えられていたものの、NYダウがマイナス圏からプラス圏に浮上したことをきっかけに買いが強まり113.70円まで上昇し113.541円で取引を終えました。
【今日の主な経済指標】
08:50 JPY 四半期法人企業統計調査・ソフトウェア含む全産業設備投資額[前年同期比] 7-9月期
09:30 AUD 住宅建設許可件数 [前月比] 10月
09:30 AUD 住宅建設許可件数 [前年同月比] 10月
10:45 CNY Caixin製造業購買担当者景気指数(PMI) 11月
16:00 TRL 消費者物価指数(CPI)[前月比] 11月
16:00 TRL 消費者物価指数(CPI)[前年同月比] 11月
16:00 TRL 製造業購買担当者景気指数(PMI) 11月
17:15 CHF 実質小売売上高[前年同月比] 10月
17:30 CHF SVME購買部協会景気指数 11月
17:50 FRF 製造業購買担当者景気指数(PMI、改定値) 11月
17:55 DEM 製造業購買担当者景気指数(PMI、改定値) 11月
18:00 EUR 製造業購買担当者景気指数(PMI、改定値) 11月
18:30 GBP 製造業購買担当者景気指数(PMI) 11月
23:45 USD 製造業購買担当者景気指数(PMI、改定値) 11月
00:00 USD 建設支出[前月比] 10月
00:00 USD ISM製造業景況指数 11月
02:00 BRL 貿易収支 11月
売買比率についてはこちら
-今日のトレードポイント-
先週はパウエルFRB議長の利上げの打ち止め発言を切っ掛けにドル安が進みました。またFOMC議事録内でも金利の打ち止めについて議論が交わされるなど、今後のドルの動きのターニングポイントが意識されました。週末の米雇用統計の結果が奮わなかった場合は、利上げ観測の後退を背景にドル売りが進む可能性が高まるとみてます。