今夜も複数イベントで見極めが肝要
東京市場
東京市場のドル円は小動き。日経平均が上昇して始まったほか、仲値に掛けて買いが入ったことでドル円は113.90円まで上昇したものの、買いが一巡すると軟調な展開になり113.80円付近まで小幅に下落しました。
ロンドン市場
欧州市場ではイタリアの長期金利が低下したことに好感しユーロ買いが入りユーロドルは1.1297ドルから1.1277ドルまで下落しました
NY市場
NY市場ではパウエルFRB議長が「政策に規定路線はない」「金利は中立レンジを若干下回る」と述べると追加利上げ期待が剥落したことでドル売りが優勢となりドル円は114.03円から113.44円まで急落しました。その後、NYダウが620ドル超高となったことでドルの下支えとなり113.634円まで持ち直して取引を終えました。
【今日の主な経済指標】
08:50 JPY 対外対内証券売買契約等の状況(対外中長期債) 前週分
08:50 JPY 対外対内証券売買契約等の状況(対内株式) 前週分
08:50 JPY 小売業販売額[前年同月比] 10月
08:50 JPY 百貨店・スーパー販売額(既存店)[前年同月比] 10月
09:00 NZD NBNZ企業信頼感 11月
09:30 AUD 四半期民間設備投資[前期比] 7-9月期
15:00 ZAR マネーサプライM3[前年同月比] 10月
15:45 CHF 四半期国内総生産(GDP)[前期比] 7-9月期
15:45 CHF 四半期国内総生産(GDP)[前年同期比] 7-9月期
16:45 FRF 消費支出[前月比] 10月
16:45 FRF 国内総生産(GDP、改定値)[前期比] 7-9月期
18:30 GBP 消費者信用残高 10月
18:30 GBP マネーサプライM4[前月比] 10月
18:30 GBP マネーサプライM4[前年同月比] 10月
18:30 ZAR 卸売物価指数(PPI)[前月比] 10月
18:30 ZAR 卸売物価指数(PPI)[前年同月比] 10月
19:00 EUR 経済信頼感 11月
19:00 EUR 消費者信頼感(確定値) 11月
22:30 CAD 四半期経常収支 7-9月期
22:30 USD 個人消費支出(PCE)[前月比] 10月
22:30 USD 個人所得[前月比] 10月
22:30 USD 個人消費支出(PCEコア・デフレーター、食品・エネルギー除く)[前月比] 10月
22:30 USD 新規失業保険申請件数 前週分
00:00 USD 住宅販売保留指数[前月比] 10月
04:00 USD 米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨
売買比率についてはこちら
-今日のトレードポイント-
本日もドラギECB総裁の発言や米新規失業保険申請件数、FOMC議事録公表、G20と複数の取引材料が控えています。複数のイベントがある場合は、ひとつひとつのイベントで一喜一憂せずに全体の流れを見極める必要があります。また、流れの見定めが誤った場合も素直に謝りを認めて柔軟に対応することが肝要です。