FXレポート

米重要イベント複数控えて

東京市場
東京市場のドル円は日経平均が上昇して始まったものの、その後に上げ幅を縮小したことに嫌気し113.41円まで下落しました。もっとも 、後場に入って日経平均が上げ幅を回復したことで113.52円まで持ち直しました。

ロンドン市場
欧州市場ではモスコビシ欧州委員(経済・通貨担当)は「イタリア政府には、予算に関するドアはまだ開いていると伝えた」との発言が 伝わったが、イタリアの予算の先行き懸念が根強くユーロ円は128円中盤を軟調に推移しました。

NY市場
NY市場では「トランプ米大統領は早ければ来週にも自動車関税を発動する可能性がある」との一部報道を背景にユーロ売りが優勢とな り、対ドルでのドル買いでドル円は一時113.842円まで上昇しました。引けにかけては小幅に値を崩したものの、NYダウのプラス圏での堅調 な推移がサポート材料となり113.779円で取引を終えました。

【今日の主な経済指標】
16:00 ZAR 四半期 南アフリカ経済研究所(BER)消費者信頼感指数 7-9月期
18:00 EUR マネーサプライM3[前年同月比] 10月
21:00 USD MBA住宅ローン申請指数[前週比]
22:30 USD 四半期実質国内総生産(GDP、改定値)[前期比年率] 7-9月期
00:00 USD 新築住宅販売件数[年率換算件数] 10月
00:00 USD 新築住宅販売件数[前月比] 10月
00:00 USD リッチモンド連銀製造業指数 11月
01:45 GBP カーニー英中銀(BOE)総裁、発言
02:00 USD パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長、発言

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-今日のトレードポイント-
本日はパウエルFRB議長の発言や米第3四半期GDP、米消費者物価指数など重要なイベントが複数控えています。前回のパウエル議長発言で は利上げペースの見直しを示唆して市場は冷水を浴びせられる形となりました。今週からのドル高基調に再度冷水を浴びせるのか、更なる ドル高を招くのか。その発言内容に市場の注目が集まります。一方で、週末のG20で米中首脳会談が控えており、思惑や一部報道によって思 わぬ値動きになることが想定されるため、リスク管理に気を配りたい局面です。

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