株式市場とブレクジットの動向に注目
東京市場
東京市場のドル円は日経平均や上海株式の上昇を受けて、リスク選好的な円売りから113.28円まで上昇しました。
ロンドン市場
欧州市場のドル円は目立った取引材料がなかったことから、方向感の欠く展開となり113.20円台を小動きしました。
NY市場
NY市場では好調なブラックフライデーを背景にNYダウが350ドル超高となりリスク選好の動きが強まるとドル円は113.597円まで上昇しました。一方で、ポンドは英EU離脱条件で正式合意の報道を受けてポンド買いが継続しポンド円は145.73円まで上昇したものの、英下院での反対派の勢いが強く145円半ばまで値を崩しました。
【今日の主な経済指標】
08:50 JPY 企業向けサービス価格指数[前年同月比] 10月
16:45 FRF 消費者信頼感指数 11月
19:00 ZAR 四半期 南アフリカ経済研究所(BER)企業信頼感指数 10-12月期
23:00 USD 住宅価格指数[前月比] 9月
23:00 USD 四半期住宅価格指数[前期比] 7-9月期
23:00 USD ケース・シラー米住宅価格指数 9月
23:00 USD ケース・シラー米住宅価格指数[前年同月比] 9月
00:00 USD 消費者信頼感指数(コンファレンス・ボード) 11月
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-今日のトレードポイント-
本日は主な経済指標など取引材料が乏しいものの、前日の株式市場の値動きやブレクジットの動向を受けて為替への影響は大きいものと考えられます。そのため、株式市場に敏感に反応することが想定されるため、値動きを注視したいです。一方で、11月30日からG20が開催され、同時に米中首脳会談も行われ貿易問題について話し合われます。マーケット関係者の間では貿易摩擦の懸念が緩和されるか注目が集まっており、トランプ大統領の発言に注意したいです。