ブラックフライデーで閑散相場か
東京市場
東京市場のドル円は本邦の3連休前とあって目立った取引材料がなく113円台前半を静かに推移ました。
ロンドン市場
欧州市場ではイギリスと欧州連合(EU)の交渉担当者間でEU離脱草案に合意したとの一部報道を受けてポンド買い一色に。その後、トゥスクEU大統領の「将来のEU英の関係は基本的に同意した」との発言が伝わるとポンド買いが加速しポンド円は144.45円から145.95円まで大幅に上昇しました。
NY市場
NY市場ではメイ首相の声明が公表され、両者の将来関係を示す「政治宣言」案で原則合意したものの、それ以外に大きな進展が見られなかったことからポンド円は145円中盤まで軟化しました。その後、米国の感謝祭入りで取引参加者の減少を背景に取引が細ると狭いレンジでの取引に終始しドル円は112.935円で取引を終えました。
【今日の主な経済指標】
18:00 EUR 製造業購買担当者景気指数(PMI、速報値) 11月
18:00 EUR サービス部門購買担当者景気指数(PMI、速報値) 11月
22:30 CAD 小売売上高[前月比] 9月
22:30 CAD 小売売上高(除自動車)[前月比] 9月
22:30 CAD 消費者物価指数(CPI)[前月比] 10月
22:30 CAD 消費者物価指数(CPI)[前年同月比] 10月
23:00 MXP 四半期国内総生産(GDP、確定値)[前期比] 7-9月期
23:00 MXP 四半期国内総生産(GDP、確定値)[前年同期比] 7-9月期
23:45 USD 製造業購買担当者景気指数(PMI、速報値) 11月
23:45 USD サービス部門購買担当者景気指数(PMI、速報値) 11月
23:45 USD 総合購買担当者景気指数(PMI、速報値) 11月
JPY 休場
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-今日のトレードポイント-
本日は感謝祭明けとなるものの、ブラックフライデーでNY市場は短縮取引となり積極的な取引は手控えられそうです。また、そういった状況では流動性の低下を背景にスプレッドが広くなる恐れがあるため、取引をする場合は慎重に対応したいです。一方で、イギリスのブレクジットは為替の反応が強いためヘッドラインに見極めながら取引したいです。