イタリアの予算問題へのEUの対応は
東京市場
東京市場のドル円は神経質な展開。早朝、仲値に掛けて買いが強まり112.60円付近まで上昇したものの、買いが一巡すると小幅に値を崩しました。
ロンドン市場
欧州市場では目立った取引材料がないなか、調整的な売りからドル円は112.31円まで小幅に軟化しました。
NY市場
NY市場ではイタリアの予算問題を背景にユーロ売りが強まるなか、NYダウが550ドル超安となりユーロ円は128.01円まで下落した一方で、ドル円は対ユーロでのドル買いに支えられ112.748円まで反発し取引を終えました。
【今日の主な経済指標】
13:30 JPY 全産業活動指数[前月比] 9月
17:00 ZAR 消費者物価指数(CPI)[前月比] 10月
17:00 ZAR 消費者物価指数(CPI)[前年同月比] 10月
21:00 USD MBA住宅ローン申請指数[前週比]
22:30 CAD 卸売売上高[前月比] 9月
22:30 USD 耐久財受注[前月比] 10月
22:30 USD 耐久財受注・輸送用機器除く[前月比] 10月
22:30 USD 新規失業保険申請件数 前週分
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-今日のトレードポイント-
本日はイタリアの予算についてEUが公表を行う予定です。内容次第ではEUとイタリアの対立が深まりリスクオフの流れが強まるとみてます。一方で、米国は明日の感謝祭を控えて取引参加者が徐々に減少するため、流動性の低下を背景にボラタイルな相場展開が考えられます。ポジションを保有している場合はリスクに備えておきたい局面です。