新たなリスクオフ局面か
東京市場
東京市場のドル円はさえない。週明けとあって新規取引材料不足で方向感のない取引となりドル円は112円台後半を緩やかに推移しました。
ロンドン市場
欧州市場では「金融商品取引法違反でゴーン・日産会長が逮捕」との一部報道が伝わるとルノー株が急落したものの、ドル円への影響は限定的でした。
NY市場
NY市場では16日にクラリダFRB副議長の発言をきっかけにリスク回避が強まるなか、NYダウが510ドル超下げドル円は一時112.42円まで下落し112.535円で取引を終えました。
【今日の主な経済指標】
09:30 AUD 豪準備銀行(中央銀行)、金融政策会合議事要旨公表
16:00 DEM 生産者物価指数(PPI)[前月比] 10月
17:30 HKD 消費者物価指数(CPI)[前年比] 10月
19:00 GBP カーニー英中銀(BOE)総裁、発言
22:00 RUB 失業率 10月
22:30 USD 住宅着工件数[年率換算件数] 10月
22:30 USD 住宅着工件数[前月比] 10月
22:30 USD 建設許可件数[年率換算件数] 10月
22:30 USD 建設許可件数[前月比] 10月
BRL 休場
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-今日のトレードポイント-
本日はRBA議事録、RBA、BOE、BOC総裁発言などが控えています。ブレグジットで揺れる英国のカーニー総裁の発言は注意が必要です。
また、メイ首相への不信任決議案に向けて徐々に賛同議員が増えてきており、ヘッドラインに警戒したいです。一方で、ドルも世界経済の減速が懸念され
ドル売りが強まっており総じてリスクオフに振れやすい局面といえそうです。