欧州のダウンサイドリスクに警戒
東京市場
週明けの東京市場は目立った取引材料がないなか、調整的なドル買いを受けてドル円は113.80円から114.204円まで上昇しました。
ロンドン市場
欧州勢参入後は売りで反応。欧州通貨を中心にクロス円が下落したことにつられて1113.80円付近まで押し戻されました。
NY市場
NY市場ではベテランズデーで米債券市場が休場のなか、NYダウが一時640ドル超下げたことを背景にリスク回避が強まると113.662円まで下落しました。ただ、この水準ではショートカバーが強く113.894円まで反発し113.777円で取引を終えました。
【今日の主な経済指標】
09:30 AUD NAB企業景況感指数 10月
16:00 DEM 消費者物価指数(CPI、改定値)[前月比] 10月
17:15 CHF 生産者輸入価格[前月比] 10月
18:30 GBP 失業保険申請件数 10月
18:30 GBP 失業率 10月
18:30 GBP 失業率(ILO方式) 9月
19:00 DEM ZEW景況感調査(期待指数) 11月
19:00 EUR ZEW景況感調査 11月
20:00 BRL 小売売上高指数[前年同月比] 9月
04:00 USD 月次財政収支 10月
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-今日のトレードポイント-
本日も主な経済指標がなく株式市場や米長期金利の動向による取引が中心になりそうです。ただ、欧州圏はイタリアの予算問題やイギリスのブリクジットでリスク回避が進んでおり、ネガティブなニュースへの反応が強いためロングポジションを保有している場合はリスク管理をしっかりとしたいです。