為替報告書の公表待ち相場か
東京市場
東京市場のドル円は目立った取引材料がなかったものの、調整的な買いから111.70円から112.04円まで上昇しました。
ロンドン市場
欧州勢参入後も買いが継続しましたが112.15円を付けると一服し再び111円台まで押し戻されました。一方で、ユーロ円も130.05円まで上昇しましたが、129.57円まで反落するなどクロス円は全般的に弱さが目立ちました。
NY市場
NY市場は為替報告書への過度な警戒感が和らいだことから、買い戻しが優勢となりドル円は一時112.327円まで上昇し前日比では0.571円高い、112.318円で取引を終えました。
【今日の主な経済指標】
17:30 GBP 消費者物価指数(CPI)[前月比] 9月
17:30 GBP 消費者物価指数(CPI)[前年同月比] 9月
17:30 GBP 小売物価指数(RPI)[前月比] 9月
17:30 GBP 小売物価指数(RPI)[前年同月比] 9月
17:30 GBP 卸売物価指数(食品、エネルギー除くコアPPI)[前年同月比] 9月
18:00 EUR 建設支出[前月比] 8月
18:00 EUR 建設支出[前年同月比] 8月
18:00 EUR 消費者物価指数(HICP、改定値)[前年同月比] 9月
20:00 USD MBA住宅ローン申請指数[前週比]
20:00 ZAR 小売売上高[前年同月比] 8月
21:30 CAD 製造業出荷[前月比] 8月
21:30 USD 住宅着工件数[年率換算件数] 9月
21:30 USD 住宅着工件数[前月比] 9月
21:30 USD 建設許可件数[年率換算件数] 9月
21:30 USD 建設許可件数[前月比] 9月
22:00 RUB 失業率 9月
03:00 USD 米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨
売買比率についてはこちら
-今日のトレードポイント-
為替報告書への警戒感からドル円は111円台まで下落していましたが、提出期限を過ぎてリスク回避の動きが一服したことで112円台まで回復しました。本日も為替報告書の動向を伺う展開になるとみられ積極的な取引は手控えられそうです。一方で、イタリアの予算問題は予算案が可決したものの、財政赤字目標がGDP比で2.4%にしたことでEUの財政規律に違反するかどうかを巡って審査が行われます。欧州委員会のメンバーからの発言に注目したいです。