米国、メキシコとNAFTAで合意
東京市場
東京市場のドル円は本邦輸出勢の売りで110.94円まで下落。しかし、実需のフローが一巡すると111.10円付近まで戻しました。
ロンドン市場
ロンドン市場が休場なこともあり商いそのものは低調。一方で、独IFOの好結果を受けて、ユーロドルは1.1638ドル付近とユーロ高になりました。また、追随する形で欧州通貨であるポンドやトルコも上昇しました。
NY市場
NY市場では、米国とメキシコがNAFTA(北米自由貿易協定)の再交渉で合意したと発表。また、ダウ平均が250ドル超の高値圏で推移したことを受け、下値は抑えられ111.07円付近で終わりました。
≪2018年8月27日クローズ時点≫
ドル・円:「ブル」 売り36% 買い64%
ユーロ・円:「ベア」 売り60% 買い40%
英ポンド・円:「ブル」 売り30% 買い70%
豪ドル・円:「ブル」 売り15% 買い85%
NZドル・円:「ブル」 売り14% 買い86%
ユーロ・ドル:「ベア」 売り72% 買い28%
【今日の主な経済指標】
15:45 FRF 消費者信頼感指数 8月
17:00 EUR マネーサプライM3[前年同月比] 7月
22:00 USD ケース・シラー米住宅価格指数 6月
22:00 USD ケース・シラー米住宅価格指数[前年同月比] 6月
23:00 USD リッチモンド連銀製造業指数 8月
23:00 USD 消費者信頼感指数(コンファレンス・ボード)8月
-今日のトレードポイント-
NAFTA再交渉を巡り、メキシコとの2国間で大筋合意。また、カナダとも貿易協議を開始する見通しで、貿易摩擦への過度の懸念が後退したことから、当面、下振れリスクは軽減されたとみております。本日の指標は消費者信頼感指数に注目。また、特に予定はありませんが、要人発言等で相場が動意づく可能性には引き続き警戒したいところです。