日銀金融政策決定会合
東京市場
週明けの東京市場のドル円は堅調。仲値にかけてドル買いが強まったことでドル円は110.90円から110.10円近辺まで強含みました。ただ、その後は新規取引材料不足から動意に欠ける展開になりました。
ロンドン市場
欧州勢参入後はユーロ買いで反応しユーロドルは1.1692ドルまで緩やかに上昇したものの、ドル円は動意が見られず110.10円近辺を小動きしました。
NY市場
NY市場では明日に日銀金融政策決定会合を控えて、積極的な取引が手控えられ110.90円から111.00円のレンジ相場となり前日比では0.064円高い、111.061円で取引を終えました。
≪2018年7月30日クローズ時点≫
ドル・円:「ブル」 売り33% 買い67%
ユーロ・円:「ベア」 売り59% 買い41%
英ポンド・円:「ブル」 売り30% 買い70%
豪ドル・円:「ブル」 売り14% 買い86%
NZドル・円:「ブル」 売り13% 買い87%
ユーロ・ドル:「ベア」 売り66% 買い34%
【今日の主な経済指標】
07:45 NZD 住宅建設許可件数[前月比] 6月
08:01 GBP GFK消費者信頼感調査 7月
08:30 JPY 失業率 6月
08:30 JPY 有効求人倍率 6月
08:50 JPY 鉱工業生産・速報値[前月比] 6月
10:00 NZD NBNZ企業信頼感 7月
10:30 AUD 住宅建設許可件数 [前月比] 6月
14:00 JPY 新設住宅着工戸数[前年同月比] 6月
14:00 JPY 消費者態度指数・一般世帯 7月
15:30 JPY 黒田東彦日銀総裁、定例記者会見
16:00 TRL 貿易収支 6月
18:00 EUR 消費者物価指数(HICP、速報値)[前年同月比] 7月
18:00 EUR 四半期域内総生産(GDP、速報値)[前期比] 4-6月期
18:00 EUR 四半期域内総生産(GDP、速報値)[前年同期比] 4-6月期
18:00 EUR 失業率 6月
19:00 JPY 外国為替平衡操作の実施状況(介入実績)
21:00 ZAR 貿易収支 6月
21:30 CAD 鉱工業製品価格[前月比] 6月
21:30 CAD 原料価格指数[前月比] 6月
21:30 CAD 月次国内総生産(GDP)[前月比] 5月
21:30 USD 四半期雇用コスト指数[前期比] 4-6月期
21:30 USD 個人消費支出(PCE)[前月比] 6月
21:30 USD 個人所得[前月比] 6月
21:30 USD 個人消費支出(PCEコア・デフレーター、食品・エネルギー除く)[前月比] 6月
22:00 USD ケース・シラー米住宅価格指数 5月
22:00 USD ケース・シラー米住宅価格指数[前年同月比] 5月
22:00 MXP 四半期国内総生産(GDP)[前期比] 4-6月期
22:00 MXP 四半期国内総生産(GDP)[前年同期比] 4-6月期
22:45 USD シカゴ購買部協会景気指数 7月
23:00 USD 消費者信頼感指数(コンファレンス・ボード) 7月
- JPY 日銀金融政策決定会合、終了後政策金利発表
- JPY 日銀展望レポート
- USD 米連邦公開市場委員会(FOMC)1日目
-今日のトレードポイント-
本日は日銀金融政策決定会合があります。今回の会合では現行の金融政策の調整を検討するとの観測を背景に長期金利が0.11%まで上昇するなど警戒感が高まっています。ただ、エコノミスト44人を対象にした調査では全員が現状維持を予想しており、サプライズはないとみています。ただ、異次元緩和の副作用への懸念も広がっており、出口戦略の議論がなされるかが注目のポイントになっています。会合で出口戦略の模索がされた場合は円高に振れるため、ロングポジションを保有している場合はリスク管理に気をつけたい局面です。