NASDAQ を運営する全米証券業協会が日本のソフトバンク社と大阪証券取引所(大証)と提携し、2000 年に開設した新しい株式市場。しかし不振が続き、ナスダック-ジャパン社の営業停止に伴い2002年には業務提携が解消された。同年、ヘラクレス市場と改称し大証が単独で運営を継続している。英語ではNASDAQ JAPANという。
ナスダック指数ともいう。ナスダック(NASDAQ)で取り引きされている内外のすべての銘柄(約5,500銘柄)を時価総額加重平均で算出したもので、1971年2月5日の株価を基準値100としている。サブインデックスとして、NASDAQ-100インデックスがある。指数全体に対してハイテク関連株の占める割合が高いため、そのITやハイテク業界の動向を示す指数といえる。
内国為替の1つ。簡単には商品の買い手が売り手にお金を送る方法。商取引でA会社(売った側)とB会社(買った側)の間の決済(代金支払い)を銀行などの金融機関に代行してもらう事。これによりA会社とB会社の間には実際の現金の受け渡しをすることがなく取引が成立する。小切手・手形の決済のほか、銀行振り込みも含まれる。最初はAとBの間の債権・債務だったものが、銀行間の債務・債権への変わる事を意味する。
売り買いの中心となるレートで、対顧客相場ともいう。外国為替相場は常に変動している為、午前10時頃のインターバンク・レートの実勢を参考に仲値を決定する。
離れた地域間の債権・債務を現金を直接やりとりしないで、銀行に支払い業務委託をすることで決済する仕組み。国内という記述があれば、日本国内の小切手や手形などの決済が該当する。
会社の内部情報に接する立場にある、その特別な立場を利用して会社の重要な内部情報を知り、情報が公表される前にこの会社の株を売買することをいう。このような取引が行われると、一般の投資家との不公平が生じ、証券会社の公平性、健全性が損なわれるおそれがあるため、証券取引法において厳しく規制されている。
需給や手口など、市場自体に由来する要因。価格に影響を与える要因のうち、売り方と買い方の力関係といった取引自体にかかわる要因。需要や供給の関係や取組みの関係など、市場外部と関係のないもの。
現在の提示レートで売買する注文方法のこと。プライスオーダー、マーケットオーダーともよばれている。株式の場合、成行注文をだすと、いくらで約定するかはわからないが、FX(外国為替証拠金取引)の場合は、成行注文を出すと、そのときのレートが提示され、提示されたレートでの注文を出すという注文方法。
買い契約が成立した後に価格が下落したため買い方が損を覚悟のうえで、買い建玉(契約)を決済するために売り注文を出すこと。⇔踏み
相場の状態を表す。相場に買い気が乏しく小安い状態のことを指す。
取引コストを平均化するために、価格の動きと逆の建玉をすること。困難を平均するという意から転じて、相場の上下に応じて売買の値段を平均する売買方法。買っていて下げたら更に買って平均の買値を下げ、売って上げたら、売り増しし平均の売値を上げること。結果的にポジションが増えるので、全体的なリスクは増える可能性がある。