相場が特に注目されるような判断材料がないために、箱の中に閉じ込められたかのように、一定の範囲内で動く相場の状況。レンジ相場とも言う。上値抵抗線と下値支持線に挟まれた範囲内で動き、典型的なもみ合いの状態になる。
相場が激しく上下するさま。
予想変動率のこと。通貨や株価など対象になる資産がどれくらい変動する可能性があるかを示し、オプションの価格計算で使われる。原資産価格の変動(ぶれ)の平均値で、年率(%)で表示される。ボラティリティーが高いほど、オプション価格(プレミアム)は高くなり、逆にボラティリティーが低いほど、オプション価格(プレミアム)は低くなる。英語ではVolatilityと書く。
ジョン・ボリンジャーにより考案されたトレンド分析の技法。動平均を表す線を中心に、その上下に最大変動幅を示すバンドを加えたもので、大半がこのバンドの中に収まるという統計学を応用している。統計学的にいうと、価格の変動幅が正規分布している場合の1SD(平均値±標準偏差)内に価格の変動幅が入る確立は約68%、2SD(平均値±標準偏差の2倍)内に価格の変動幅が入る確立は約95%とされている。
保有している売り買いの持ち高。未決済建玉のこと。
保有する持ち高を減らすため、一部を決済すること。また株式売買のポートフォリオに占める特定の銘柄のウェイトが偏ってしまった場合などにポジションバランスを調整することを目的として行う売買のことを指す場合もある。
金融政策・財政政策・通貨政策の組合せのこと。2つ以上の政策を組み合わせて1つの政策とする場合に使われる。
イギリスポンド(GBP)。STG(Sterling Pound)ともいう。イギリスの通貨。1800年代中頃に始まった大西洋横断電信ケーブルによってレートをやり取りしたことから"ケーブル"と呼ばれる。
様々な資産または銘柄の組み合わせのことで、投資家の保有証券リストのこと。従って、「ポートフォリオ理論」と言えば、所与としての資金を、いかなる資産ないし銘柄で持ち、かついかなる割合で保有することが投資家の期待効用にとって最適な姿であるかを、期待リターンと同リスクとの組み合わせの中で実現させるかを工夫する方法論のことになる。元来は書類カバン(中に証券類が入っている)の意味で、そこからの転用。
買付けた株式(株券)を手元に置かず、証券会社に預けておくこと。
相場の急な下落を示すもっとも強い言葉⇔暴騰
相場の急な上昇を示すもっとも強い言葉⇔暴落
証券会社で口座を開設する際に、仮名取引や借名取引等をを防止するために口座開設者本人であることを確認できる書類を提出しなければならない。この場合に有効とされる証明書やそれに代わるものを本人確認書類と呼ぶ。
オプションの買い方が権利行使する際に得られる利益に相当する価値のこと。オプションプレミアムは本質的価値と時間的価値から成る。
相場が一本調子に上がる事、もしくは大幅に上伸すること⇔棒下げ
相場が一本調子に下がる事、もしくは大幅に下落すること⇔棒上げ
雇用統計につぐ重要指標の一つ。経常収支の中でもっとも注目されている。市場では、前月比の増減に注目される事が多い。
輸出入に伴って発行される外国為替手形のこと。荷為替手形と呼ばれる。「売り手(為替の振出人)」が、「買い手(為替の名宛人)」に対して、一定金額を「銀行(受取人)」に支払うことを依頼するための為替手形。輸出国から見れば輸出手形となり。輸入国から見れば輸入手形となる。
香港の通貨。香港では、香港上海銀行、スタンダードチャータード銀行、中国銀行の3行が紙幣を発行している。