ピボット(pivot)
J・W・ワイルダーによって考案されたテクニカル指標。前日の価格を用いて、当日のサポート(支持)とレジスタンス(抵抗)の目安を算出する。計算方法は以下の通り。─────────────────────P=(H+L+C)÷3※H=高値、L=安値、C=終値、P=ピボット─────────────────────●HBOP(上方ブレイクアウト)=2P-2L+H●R2(上値抵抗2)=P+H-L●R1(上値抵抗1)=2P-L●S1(下値支持1)=2P-H●S2(下値支持2)=P-H+L●LBOP(下方ブレイクアウト) =2P-2H+L一般的には、S1やS2まで価格が接近したら買い、R1やR2に価格が接近したら売りと判断する。一方、LBOPとHBOPは損切り(ロスカット)の目安となる。価格がLBOPを下抜けたら買いポジションの手仕舞い、価格がHBOPを上抜けたら売りポジションの手仕舞いをする。