本来とりうるリスク・リターンを実現するポートフォリオに対して、何かの理由で変更があり、そのためにおきた相対的な価格変動リスクのこと。たとえば、急に運用マネージャーが変更になり、一時的にポートフォリオがキャッシュ化され、本来のあるべき正しい状態ならば発生しないリスクなどを指す。英語ではExposure Riskという。
OECDが年2回(5月・11月)に発表する主要国の経済見通し。OECD参照
エマージング市場とは、成長の初期段階にある市場(国)で、高い成長が期待され、または高い経済成長を遂げている中南米、アジア、ロシアといった成長の初期段階にある市場、またはその潜在力がある発展途上国の市場を指す。それらの国の通貨を、エマージングマーケット通貨と呼び、成長の初期段階にある市場は、政権交代や急激なインフレ、通貨暴落などといった、さまざまなリスク要因がある。
エマージング市場の通貨。「エマージング市場」または「新興国通貨」をご参照ください。
相場波動における基本は、5つの上昇波動と、それに続く3つの下降3波動の組み合わせで成り立つと考えるチャート理論。黄金分割比とフィボナッチ係数を基礎としている。R.N.エリオットによって確立された。
円の国際化とは、円が国際通貨としての役割を担い、決算または投資のための通貨として幅広く使われる事。国際基軸通貨となる事。
たとえば1ドルが100円から110円に為替相場の値段が上がる場合を例に取ると、自国通貨(日本円)の価値が外貨(ドル)に対して低下したことを意味する。この場合を円安(ドル高)と言う。
輸入などで輸出者が外国から商品を送る際に価格表示を円で表示する契約を結び、実際の支払いも円でなされる事。輸出では円建ては少ない。
円資金を外貨に投入して、外貨で運用する操作を円投(えんとう)と言う。
外貨資金を円に転換して、円貨で運用する操作の事。たとえば金利裁定取引で、直先スプレッドが金利差より拡大しているときには、円転して裁定機会を捉える事がある。
円転をして裁定機会が捉えられる市況を意味する。円転の地合いは、スワップ為替予約のついた外貨貸付が有利な状況であることを示している。
たとえば、1ドルが100円から95円のように為替相場の値が下がる場合を例に取ると、自国通貨(日本円)の価値が外貨(ドル)に対して上がる事を円高と言う。一般に円高では、外貨を支払う輸入業者などにとっては有利となる。
急激に円高が進行することで、輸出大国である日本が不況に陥ること
銀行など金融機関の実際の営業日の事。土曜日や日曜日などの休日は除かれる。為替の受け渡しや振込みなどに伴う営業日。
取引所によりあらかじめ定められている取引開始時間を災害や取引所の都合により、遅らせること。