ウクライナ情勢懸念でドル軟調か!!
昨日のドル円は、東京市場においてはウクライナ情勢の緊迫化を背景に日経平均が一時400円近く下落したことで、投資家がリスク回避姿勢を強め円買い・ドル売りが入り上値の重い展開となりました。その後、主要7カ国(G7)財務相が「ウクライナへの強力な金融支援に向けたコミットメントで一致した」との共同声明があったほか、日経平均が下げ渋ったことでリスク回避の動きが後退しました。ただ、積極的に買い戻しが進む動きにはならず101.40円近辺でのもみ合いが続きました。欧米市場では、欧州株が下落して始まったことが重しとなったほか、時間外のダウ先物が下げ幅を広げたことを嫌気した売りに押され、一時101.20円の安値を付けました。売り一巡後は、下げ渋る展開が続きました。注目された米ISM製造業指数は、53.2と予想上回る結果となったものの、NYダウが一時230ドル超安まで下げ幅を広げたことが嫌気され、前日比では0.436円安い101.423円で取引を終えました。
≪2014年3月3日クローズ時点≫
ドル・円 :「ブル」売り19% 買い81%
ユーロ・円 :「ブル」売り47% 買い53%
英ポンド・円 :「ブル」売り40% 買い60%
豪ドル・円 :「ブル」売り12% 買い88%
NZドル・円 :「ベア」売り58% 買い42%
ユーロ・ドル :「ベア」売り72% 買い28%
【今日の主な経済指標】
8:50 JPY マネタリーベース[前年同月比] 2月
9:30 AUD 経常収支 10-12月期
9:30 AUD 住宅建設許可件数 [前月比] 1月
10:30 JPY 毎月勤労統計調査-現金給与総額[前年同月比] 1月
12:30 AUD 豪準備銀行(中央銀行)、政策金利発表グラフのマーク
18:30 GBP 建設業購買担当者景気指数(PMI) 2月
19:00 EUR 卸売物価指数(PPI)[前月比] 1月
19:00 EUR 卸売物価指数(PPI)[前年同月比] 1月
- 今日のトレードポイント -
昨日のドル円は材料難からレンジ幅が拡がらず、方向感に欠けるもみ合い状態が続きました。ウクライナ情勢を巡って南部のクリミア半島を現地に駐留するロシア軍がウクライナへ軍事介入を辞さない動きをみせており、目先の不透明感から円高に振れやすい地合となりそうです。またユーロでは、ウクライナをめぐる地政学リスクを懸念し、安全通貨の円が買われやすくユーロ円の下値を探る展開に注意しておきたいところです。
[今日の予想レンジ]
ドル・円 101.50-102.50 ユーロ・円 139.00-141.50 ポンド・円 169.00-172.00
≪2014年3月3日クローズ時点≫
ドル・円 :「ブル」売り19% 買い81%
ユーロ・円 :「ブル」売り47% 買い53%
英ポンド・円 :「ブル」売り40% 買い60%
豪ドル・円 :「ブル」売り12% 買い88%
NZドル・円 :「ベア」売り58% 買い42%
ユーロ・ドル :「ベア」売り72% 買い28%
【今日の主な経済指標】
8:50 JPY マネタリーベース[前年同月比] 2月
9:30 AUD 経常収支 10-12月期
9:30 AUD 住宅建設許可件数 [前月比] 1月
10:30 JPY 毎月勤労統計調査-現金給与総額[前年同月比] 1月
12:30 AUD 豪準備銀行(中央銀行)、政策金利発表グラフのマーク
18:30 GBP 建設業購買担当者景気指数(PMI) 2月
19:00 EUR 卸売物価指数(PPI)[前月比] 1月
19:00 EUR 卸売物価指数(PPI)[前年同月比] 1月
- 今日のトレードポイント -
昨日のドル円は材料難からレンジ幅が拡がらず、方向感に欠けるもみ合い状態が続きました。ウクライナ情勢を巡って南部のクリミア半島を現地に駐留するロシア軍がウクライナへ軍事介入を辞さない動きをみせており、目先の不透明感から円高に振れやすい地合となりそうです。またユーロでは、ウクライナをめぐる地政学リスクを懸念し、安全通貨の円が買われやすくユーロ円の下値を探る展開に注意しておきたいところです。
[今日の予想レンジ]
ドル・円 101.50-102.50 ユーロ・円 139.00-141.50 ポンド・円 169.00-172.00