FXレポート

米雇用統計を控えてドル買い継続なるか

昨日のドル円は、東京市場が休場ということもあり、薄商いから動意のかける展開が続きました。欧州勢参加後では、対ユーロなどで全般にドル売りが進んだ流れに沿って、ドル円も一時98.55円近辺まで下落し安値を更新しました。ただ売り一巡後は、98.70円付近まで回復したものの、NY市場に入ると再び材料難から動意に欠ける展開となりました。引けにかけて、米10年債利回りが低下幅を広げたことで、日米金利差縮小が意識されややドル売りが強まり、前日比では0.103円安い98.587円まで軟化し取引を終えました。

≪2013年11月4日クローズ時点≫
ドル・円   :「ブル」売り25% 買い75%
ユーロ・円  :「ブル」売り43% 買い57%
ユーロ・ドル :「ベア」売り70% 買い30%
英ポンド・円 :「ブル」売り45%  買い55%
豪ドル・円  :「ブル」売り20%  買い80%
NZドル・円  :「ブル」売り32% 買い68%

【今日の主な経済指標】
09:01 GBP 英小売連合(BRC)小売売上高調査[前年同月比] 10月
12:30 AUD 豪準備銀行(中央銀行)、政策金利発表
17:15 CHF 消費者物価指数(CPI)[前月比] 10月
18:30 GBP サービス部門購買担当者景気指数(PMI) 10月
19:00 EUR 卸売物価指数(PPI)[前年同月比] 9月
19:00 EUR 卸売物価指数(PPI)[前月比] 9月
00:00 USD ISM非製造業景況指数(総合) 10月
06:45 NZD 四半期失業率 7-9月期

                  - 今日のトレードポイント -

ドル円は、先週の連邦公開市場委員会(FOMC)声明が金融緩和継続を強調しないタカ派的な内容だったほか、米国の財政協議がひとまず先送りされたことで市場全体ではドル買いが地合いとなっています。本日は豪州中銀(RBA)政策金利、英サービス業PMI、米ISM非製造業景況指数など各国の重要な経済指標の発表が予定されています。週末には10月米雇用統計を控えているなか、結果が予想の範囲内にとどまれば、足元のドル買いの流れに変化はないと見るのが賢明です。

[今日の予想レンジ]
ドル・円   97.50-99.50  ユーロ・円 132.00-135.00  ポンド・円 156.00-160.00

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